●『エコホープ』は木材加工で使用する機械や工具を使って簡単に加工できるリサイクルプラスチックです。●
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概 要
エコホープ』は、廃プラスチック(ポリプロピレン)の一部をリサイクルしてペレット状に再生した後に、溶解して連続押出し工法及び型枠鋳造工法で製造したプラスチックの偽木です。
原材料は、主に国内で回収されるペットボトルの蓋の部分やP.Pバンド、硬質プラスチック等を使用し、色調は合成樹脂の塗料をもって調整しております。従って主成分はP.P(ポリプロピレン)であり、仮に燃焼しても塩化ビニル系プラスチックで懸念されるような有害なダイオキシン等の発生はありません。
製品工程の概略としては、原料を高熱処理し、液化後油圧スピンドルを通じ、まずスパイラルコアーを先行させます。その後に外皮部分を金型を通して押出し、冷却ラインを通し成形を行います。
国際的環境問題を背景に、廃プラスチックにリサイクル性を持たせた素材を供給することで、海洋汚染や森林伐採等の環境問題に対し、その保全面で大きく貢献できる商品と考えております。
用 途
木材やコンクリート材、鉄材、FRP材等の代替素材としてのご利用が可能です。
容易に加工ができますので、その場で削ったり、切ったり、穴を開けたりと自由自在です。また部分的に使用し、鉄骨と組み合わせるなどして使うと、より用途も拡がります。用途事例集はこちら
 
●建築材●
住宅建築資材で、腐食を避けたいところや、デッキ等のガーデニング資材としてご使用できます。
 
●海洋施設●
かき養殖いかだや釣りいかだ、桟橋等、従来竹や木製角材が使用されていた海洋施設において、当商品は耐劣化性(耐食・耐候性)、加工性、耐久性の面で優れております。当然海水によるさびや腐食もなく、また吸水率が0%ですので素材内部に浸透することもありません。
 
●パレット●
木製のパレットと同様に切断、釘打ち加工ができますので、小ロットの特殊サイズでも1パレット単位で生産できます。
衝撃に強く、局部をハンマーで叩いたり、リフトのアーム等で突いてしまっても割れません。腐食がないため非常に衛生的で屋外使用でも長持ちします。仮に一部破損した場合でも補修が容易にできます。
 
●架台●
大型機器ならびに小型機器、コンテナ、キュービクル、その他様々なの函の架台(土台)としてご使用できます。小型機器には『エコホープ』の角材ならびに板材をそのまま単体で使用することもできます。大型機器や装置函等は、角材ならびに板材を組み合わせ、ボルト・ビス等を使って組み立てます。
尚、通信機器用架台を特に当社では『
エコプラン』と称し、ビル屋上等の防水処理が必要な箇所に設置する場合にも対応した架台を製造しております。
この『エコプラン』は、通信設備会社:(株)ナオツー様との業務提携商品であり、販売及びお問い合わせは
(株)ナオツー 電話 052-838-5862 FAX 052-838-5863  までお願い致します。
尚、『エコプラン』の詳細につきましてはこちらをご覧下さい。
 
●その他●
『エコホープ』の特性を活かしあらゆる箇所でのご使用が可能です。
・コンクリート用桟木  ・トラック等荷台床板材  ・柵材  ・梱包用箱  ・製紙パルプ保管用根太材
・鉄鋼保管用桟木  ・水田畦仕切り  ・機械緩材衝材  ・公園ベンチ、デッキ  ・駐車場車止め
・食品冷凍倉庫及び冷蔵倉庫床材  ・重機備品据付台  ・クーラー等室外機据付台  ・階段緩音材
・プールサイド床材  ・ボート漁船等のデッキ  ・漁業用引き縄抵抗板  等々
特 徴
釘・鉋(カンナ)・鋸(ノコ)等の全ての木材用機械工具で加工が可能です。
製造工法は、金型を通した連続押出し工法ですので、長尺ものにも対応できます。但し4Mを超えるものは特別運送料金が別途必要になります。
当商品は中心部に発泡体のスパイラルコアー部(全断面積の70%程度)を設け、外皮整形部を未発泡体の合成樹脂を被膜することで、比重
0.73ton/m3の軽量化を実現し、且つスパイラルコアーの発泡体がハニー断面効果をもたららし強度を形成しております。
また、素材そのものは劣化が極めて少なく半永久的な耐久性を有しておりますが、50年を耐用年数としています。組み立て時に使用したボルト等の金属が腐食した場合、それを交換していただくことで継続使用が可能になります。
リサイクル
リサイクルとひとえに言ってもその種類は様々です。プラスチックのリサイクルを大別してみると、
@マテリアルリサイクル
Aケミカルリサイクル
Bサーマルリサイクル
の3つに分けることができます。@の
マテリアルリサイクルは、廃プラスチックを破砕粉砕及び溶解して、再びプラスチック製品の材料として利用する方法です。Aのケミカルリサイクルは、廃プラスチックを熱分解してガスや油に変え、燃料や化学合成原料として利用する方法です。Bのサーマルリサイクルは、廃プラスチックを木片等と混ぜて固形燃料にしたり、直接燃やしてそのを利用する方法です。
つまり、Bのサーマルリサイクルはそこで”サイクル”は終了します。@とAは再度プラスチック製品として生まれ変わるわけですが、ほとんどの場合同じ姿で生まれ変わることはできず、いずれはBのサーマルリサイクルとして処理されていきます。これもここで”サイクル”は終了です。
そこで残った@とAの一部が、何度でも同じ姿として生まれ変わることができる
完全循環型リサイクル製品となります。これこそが本当の意味でのリサイクルと言えます。
エコホープ』は@のマテリアルリサイクルが可能で、且つ完全循環型リサイクル製品です。
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